作詞・作曲・編曲のうち、編曲については、ある程度の楽器知識が必要ですが、作詞作曲は初心者の方でもできますよ。初心者の方は、作曲を編曲(アレンジ)を含めて考えているのです。そして、アレンジはまったくの別物になります。
ですから、前奏や間奏、何の楽器の伴奏か?などは考えなくていいんです。ただ、歌詞にメロディを乗せるだけでできてしまいます。ここでは、歌詞ができている事を前提にお話しします。
例えば、カエルの歌などは、歌詞にメロディをつけているだけで覚えているでしょう?それも立派な作曲です。他には、曲をアカペラで歌うとかがアレンジ無しの作曲になるわけです。
大切な事ですが、作る前に決めなければならない事があります。
それは、曲のおおよそのテンポです。
歌詞の内容に合わせるかにもよりますが、バラードなのかアップテンポなのか、はたまたミディアムテンポなのかです。これを決めなければ、あとから一貫性のないバラバラな作品になってしまうからです。ですから、必ず最初に決めてしまってね。
それでは、具体的に見ていきましょうか。
簡単に作曲できる3つのコツ
鼻歌で作ってもかまいません。楽器がある方は、ピアニカや笛、なんでもかまいません。楽器のない方は、スマホで無料アプリ(Garage Band等)をインストールして、ピアノ画面でドレミファソラシドを片手に鳴らしながらメロディを決めていけばいいでしょう。最初は、黒い鍵盤はあまり鳴らさない方がいいかもです。いや、これだ!と自信あるならいいです笑
歌詞にメロディを乗せていく
オーソドックスな方法です。
スローテンポの曲を作る場合、歌詞の文字数は少ないですね。ですから、ゆったりとしたメロディを作りやすいのです。鼻歌で出てきたメロディをスマホに音声録音するのもいいですね。
アップテンポの曲なら、歌詞の文字数が多いでしょうから、ワンツースリーフォーのリズムを考えながら、リズミカルに作りましょう。
メロディ先行で後から歌詞を乗せていく
有名な方では、玉置浩二さんなどはメロディありきで後から歌詞を乗せることも多いんだとか。レコーディング時にメロディにむちゃくちゃな英語みたいな歌詞をつけてデモテープを作るそうです。
私の先輩がそのレコーディングに立ち会ってビックリしていたという話を思い出しましたよ。いいメロディが浮かんだら、是非これをやってみてください。
好きな曲のメロディをマネてみる
もう、ポップスの曲のメロディは全くかぶっていないメロディはないと言われています。業界では「パクリ」と言われたりしますが、盗んだか否かは神のみぞ知るところでしょう。
あの曲のあのメロディは使いたい!と思うのなら、使っていいと思います、短い小節ならね。あまりパクリ過ぎると、作る側のプライドないのか!とか言われてしまうから。せめて、歌詞はかぶらないようにしましょうね。
でも、作曲の最初の頃は、私もパクッたのを覚えてます笑。作曲を勉強するなら色んなメロディを知ることも大切なんだからね。
まとめ
作曲は難しくない事がお分かり頂けたでしょう。最初からすごい作品を作るのは、ちょ~ムズいです笑。ですから、地道に粘り強く作曲活動を続ける事が大切です。
やはり楽器かアプリがあった方が有利になるでしょうね。
とにかく作曲は、ドレミファソラシドと音譜の組み合わせだけなんです。新しいメロディが浮かぶとすごく楽しいもんです。簡単に考えて是非がんばってください!