良く質問されるのが、「ビブラートってどうやってかけてるんですか?」
歌が上手いと言われてる歌手やあなたの周りの歌ウマさん。カラオケを聴いてるとカケてくるカケてくる。カケてみたいけど、どうにも思い通りにはならない…。
しか~し、大丈夫!この練習法でしっかりマスターできますよ。
ビブラートの種類は大きく分けて3つあります。
- 波(ウエーブ)タイプ
- パルスタイプ
- ちりめんビブラート
ウェーブとパルスは使って良いビブラートですが、ちりめんビブラートは使ってはいけません。小刻みに震えるだけのちりめん、これ、結構多くの方がなっちゃってます笑。
では、どうすればCOOL!なビブラートをかけられるのか?
早速、ビブラートのかけ方を説明していきます。
かっこいいビブラートのかけ方
かっこいいビブラートのかけ方とは、伸ばす音にリズミカルな揺れを加えていくことによって、音に広がりをもたせる技法です!
曲やジャンルによって、ビブラートをかけない方がいいという事もありますが、あなたが歌が上手いと感じる人はしっかりと歌にビブラートをぶちこんできます。
逆に、やみくもにビブラートをかけすぎると、聴く人をうんざりさせてしまうでしょう。あくまでもうまくコントロールする必要があります。
では、自由自在にビブラートがかけられる3つのトレーニングをご紹介しますね。
その3つとは、
- リズムに合わせてビブラートをかける方法
- リズムに合わせないでビブラートをかける方法
- 腹筋を使ってビブラートをかける方法
となります!
では、それぞれのトレーニングを詳しく解説していきます!
Coolなビブラートを操るための3つのトレーニング
1.リズムに合わせてビブラートをかける方法
まず、テンポに合わせるビブラートが基本になります。発声は、アーでもウーでもいいです。ゆっくり歩くくらいのテンポで始めます。1歩ごと(本当は1拍と説明したいんですがw)に
ミー、ファー、ミー、ファー、
ミーファー、ミーファー、ミーファー、ミーファー、
ミファミファミファミファ、ミファミファミファミファ、ミファミファミファミファ、ミファミファミファミファ
(「、」は1歩(1拍)を表します)
ジョーズが現れた時の音楽を思い出してください。そんな感じですw。上から下まで続けてやります。で、また最初に戻る。このやり方でを繰り返しやってください。
そして、慣れてきたら、歩くリズムを少しずつ速めます。個人差ありますが、1日5分で3ヵ月後には、驚くほどできるようになりますよ。
2.リズムに合わせないでビブラートをかける方法
ここでは、伸ばす音だけではなく伸ばさない音にもかけていきます。すべての音にビブラートをかけることによって、ショートトーンみたいに短いところでも自由にかけられるようになります。1.が少しできるようになれば、自分なりにかけてみましょう。
ここでは、カエルの歌みたいな簡単な歌をすべての歌詞にビブラートをかけて歌ってみてください。三輪明宏さんみたいになるでしょう。歌を大事に歌う為の一つのテクニックなので是非マスターしましょう。コーラスの人が覚えると綺麗です。
ちなみに、理想的なビブラートは1秒間に6~7回とも言われていますよ。理想に近づけるために練習してみてね。
3.腹筋を使ってビブラートをかける方法
腹筋を小刻みに動かすことにより、ウェーブではなく、パルスを使ったビブラートです。極端に言えば、「ハッハッ」と言うとおなかが凹むでしょう、これを速くやるんです。
練習法は、「ハッハッ」とおなかを凹ませる回数を上げる!しかないんです。腹式呼吸ができる人なら、すんなりいけます。ちなみに、私の敬愛するマイケル・ジャクソンが使ってます。機会があれば聴いてみてね。
まとめ
以上、Coolなビブラートを操るための3つのトレーニングでした。
曲調にもよりますが、使い分けができるようになるといいですね。
例えば、
- 本来の音程と少し上げた音程の間でかけるビブラートは演歌で良く使います。ウェーブの幅を広げたり、終わるにつれて少しずつわざと#させてみたり。
- 本来の音程にそのままかけるのが、多くのジャンルです。カラオケなどは、これが適しているかもです。
- 本来の音程と少し下げた音程の間でかけるビブラートは、わざと♭させるジャズやボサノバ等で重用されてますね。
このように、ビブラートを自由自在にコントロールすることでビブラートの鬼になれます。
あと、喉でかけても腹筋でかけてもかまいません。声を張るとき喉を開くため、喉でかけると音程が悪くなったりかけ方が汚かったりするために、腹筋でかけましょうよーというのが最近の傾向にあります。しか~し、どちらでもOK!
ビブラートを操れだしたら、友達からどうやるの?と聞かれることでしょう。
あなたのカラオケタイムを有意義にお過ごしください。