ブラスセクションとは、金管楽器で構成されたパートのことで、トランペット、トロンボーンが主体となるが、これに、サックスを加える場合もあります。ホーンセクションともいいますね。まあ何といってもカッコイイ!んです。


古いところですと、スティービーやアースとか、JB、タワー・オブ・パワーとか、挙げればキリがないんですが、私は、ブラスセクションが大好きです!


さて、DTMで使おうとすれば、これまたたくさんの種類があります。サンプリングされたものや、昔ながらの機械的な音などがありますねぇ~。ここからチョイスして使っていくのですが、サンプリングされた音源も、ピンキリです。使えない音源を如何に上手に使うかがポイントです。そのためには、4つの演奏法を知る必要があります。


それでは、4つの演奏法を紹介しましょう。


ブラスの打ち込みに必要な4つの演奏法はこれだ!


  1. フォール・オフ
  2. ドゥイット
  3. フォルテピアノクレシェンド
  4. スタッカート



順番に説明していきますね。

フォール・オフ


そもそも記号にフォールってあるから、こんな風に音符では表せないんですが、一応雰囲気ということで笑。
フォールって歌のテクニックでもありますね。文字通り落ちます。トロンボーンならスムースに下げられますが、トランペットやサックスでは音階を刻みながら下げていくしかないのです。


フォールも早く落ちるのや遅く落ちるのやその中間だったり、曲調によって変えていきます。音源によっては、そのまま下げてくれるものもありますが、下げてくれない音源がほとんどですので、覚えておくといいでしょう。

ドゥイット


これも音符では本来表せませんのであしからず。さてこれは、フォール・オフの反対で上げる奏法です。「DO IT」ドゥイットと発音するように演奏することから付いたネーミングだそうです。


DTMでは、フォールの方が断然使われていますが、これも覚えていて損はないでしょう。ジャズなんかではたまに使われています。

フォルテピアノクレシェンド


これは良く使いますよ!この記号とクレッシェンドで分かりやすいかと思います。間違わないでほしいのは、最初は、普通の大きさですぐに小さくなりそれから徐々に大きくなっていきます。


最近の音源はこの表現が上手になってます。昔は苦労したものです笑。ブラスセクションの入っている曲ではほとんどと言っていいほど使われてます。是非ものにしてください。

スタッカート


これは、アースのGET AWAY のイントロの部分です。このようにテンポが速い曲で16分音符の符割などは、スタッカートを使います。スタッカートでブラスのキレを出していきます。


打ち込みで言うと、いつのも16分音符の長さですと、キレがでてこないのです。ですから、ここはあえて16分の長さの半分くらいに調整します。あれ?やりすぎ?とかなったら、もう少し長くとか調整すればいいのです。このクレッシェンドも見逃さないでください。これも良く使う技法ですので。

まとめ

いかがでしたか?ブラスセクションがうまく打ち込めればDTMの腕もグ~ンと上がります。70~80年代のアメリカのダンスミュージックなんかは、良く使われてます。


ブラスセクションはライブではあまり見ないでしょう?4~5人の出演料だったり、やっぱりお金がかかるのかな?笑


それでは、ブラスを入れてファンキーに仕上げてみてくださいね。