作曲を始めたけど、なんかうまくいかないしまとまらない…。
というあなたに作曲のコツをお教えしましょう。
とはいえ、やみくもに作ってもまとまりがない作品になってしまいます。
実は、売れた作品には、必ずゴールデンパターンがあるのです。
では、なぜこのパターンで作るんでしょうか?
理由はこうです。おおよそ1曲を5分前後で制作すれば、聴く人が飽きないんです。そして、起承転結を表現しやすいメリットもあります。多くの楽曲にこのパターンが使われてきた歴史によって、聴く人にも曲全体を把握しやすくなっています。
では、そのパターンとは?
これが売れる曲の構成ゴールデンパターンだ!
ポップスでは、洋楽、邦楽問わず売れるパターンがあります。
まずは、売れた曲の構成パターンをお教えしましょう。
1番 Aメロ+Bメロ+サビ
2番 Aメロ+Bメロ+サビ(AメロかBメロどちらかなくてもいい)
間奏(間奏なくてもいい)
Cメロ+サビ(Cメロなくてもいい)
例えば、宇多田さんのFirst Loveの構成は、このようになっていることに気づきましたか?
ポップスのゴールデンパターン。80%以上はこの型です。
では、それぞれのメロディはどう作ればいいのでしょうか?
では、早速見ていきましょう。
4つの構成のメロディの作り方のコツ
では、4つの構成のメロディの作り方のコツをご紹介します。
Aメロ(8小節)
Aメロは、曲の出だしであり、物語の始まりまりです。いきなりあなたなら全開で飛ばしますか?それともしっとり目で入っていきますか?歌詞では、AメロBメロを表現しなくてもいいのです。もちろん、してもいいですが笑。音楽は映像のない映画のようなもので、聴く人に情景を浮かべさせながら物語にしていくのがベストです。私なら、あまり活発なメロディは避けます。とはいえ、これも芸術ですから、自由に作ってくださいね。
Bメロ(8小節)
Aメロとサビのつなぎ役がこのBメロです。サビを最高に盛り上げたいのなら、Bメロを盛り上げすぎるとサビの盛り上がりが生きてこない。ですからAメロと同じようなしっとり感にすこ~し足す感じのメロディにしたいところです。
サビ(8小節~16節)
もうここは!最高潮に盛り上がりたいです。しかも、キャッチーなメロディで!このサビのメロディが曲の顔になりますよね。CMなんかでは、よくサビが使われています。CM制作会社が使いたい程のインパクトとキャッチーなメロ。ここには一番力を入れたいところです。色んな作曲家がいますが、ここを一番先に作る作品も多いようです。
Cメロ(4~8小節)
なくてもいいんですが、あってもいいです。役割として、2番が終わって間奏に入り、最後の大サビび入る前に、一言一メロ(ひとことひとめろ)入れておきたい場合に有効です。最後の大サビの歌詞が1番2番と違うニュアンスの時に入れていくことが多いかな?
まとめ
いかがでしたか?
このゴールデンパターンを少し変化させても構いません。あくまでガイドラインです。よく作曲は芸術だから型にとらわれてはいけないと言う人もいますが、このパターンに当てはめる癖をつけていたなら、このパターンなりに合わせた作曲ができるようになるはずです。ライブやYOUTUBEなどに投稿してもこのパターンならイケるはず!
あなたの作曲した曲を聴ける日を楽しみにしています!