詞とメロディを作ったけど、どんなコードを使っていいか分からないとか、詞はできたけど、カッコいいコード進行にメロディを乗せたい…。
コードの流れがいまいちわからない…。
と思っているあなたに紹介します。



作曲が簡単にできる、7つのコード進行はこの7つ!

  1. カノン進行
  2. カノン進行もどき
  3. 下降進行
  4. 上昇進行
  5. ツーファイブ進行
  6. 4度進行
  7. 繰り返して使えそうな進行

では、早速見ていきましょう。
※key=C、Am
※| |は1小節(4拍)を表します

1.カノン進行

| C G | Am Em | F C | F G |

有名なコード進行で各コード2拍づつで4小節の構成です。この進行で作ればハズレなし!とか良く言われています。そして、この4小節を繰り返してAメロ、Bメロ、サビのメロディを作っていきます。
Aメロ…8小節
Bメロ…8小節
サビ…8小節か16小節
で作っていけばいいでしょう。

2.カノン進行もどき

| C G/B | Am Em7/G | F C/E | Dm7 Dm7/G |

これも各コード2拍づつで4小節の構成です。カノン進行のベースの動きを「ドシラソファミレソ」と下降に進行することで、カノン進行よりも幅広いメロディに対応できます。邦楽では、このカノン進行もどきを使った楽曲が多く、売れてる曲が多いのが特徴です。余談ですが、一発屋が多いというデータも笑。

3.下降進行

※| |は1小節(4拍)を表します

exa.1

    | C | Cmaj7 | C7 | F | Dm7 G | C D(A7でもいい) | F G | C |

exa.2

    | C Cmaj7 | C7 A7 | Dm DmM7 | Dm7 E7 | Am AmM7 | Am7 D7/F# | Dm7 G | Cadd9 |

exa.3

    | Am AmM7 | Am7 D7/F# | F G | C E7 |

これは、たぶん聴いたことがあるでしょう。このように和音の一部を半音づつ下降させることで、同じフレーズのメロディが生きてきます。ですから、この進行を使うときは、メロディをあまり動かさないときれいにハマることが多いんです。

4.上昇進行

exa.1

    | C Dm7 | Em7 | F G | C C7 | F G | Am | Dm7 | Dm7/G G7 |

exa.2

    | C | Dm7 | Em7 | Fm6 Gsus4 G7 |

ピアノでは上昇として考えやすいのですが、ギターではただのコード進行に感じてしまいますよね笑。この進行も良く使われていますが、ピアノの4分打ち伴奏のバラードでよく耳にする感じです。邦楽、洋楽ともに良く使われてます。

5.ツーファイブ進行

| Dm7 | G7 | Dm7 | G7 | Dm7 | G7 | C |

ツーファイブとは、Key=Cで考えるとトニックがC(ド)1度として、2度の音がレ(D)になります。そして、5度の音がソ(G)なので、俗にツーファイブといいます。ここでは、メンドーな理論は割愛しますね笑。なので2度のマイナー7と5度のメジャー7を繰り返すことで、それらしい曲になってしまうのです。バラードでも使われますが、ミディアムやファーストテンポに使われることが多いかな。ジャズなんかにもよく使われます。

6.4度進行

| C | F | G7 | C | Dm7 G7 | Em7 Am | Dm7 | G7 | C |

CからFへの進行、Dm7からG、Em7からAmなどの進行が4度進行になります。もどきが

| C | F | G7 | C | F G7/F | Em7 Am | Dm7 | G7 | C |

5小節目をベースをFでキープする使い方も非常に多いんです。この進行は柔らかく感じる事からメロディアスに作ることができます。

7.繰り返して使えそうな進行

| Dm7 | E7 | Am | Am |
これをひたすら繰り返します。ほら、聴いたことあるでしょう。
| A♭ | B♭ | C | C |
サビや間奏でよく使われています。サビの最後のまとめみたいな使い方。
| Am | Am | F | G |
これも繰り返し使います。バッドコミュニケーションみたいな。
| C | F | G | C |
スリーコードの代表みたいなやつ。7thを入れるとビートル感がでます。

まとめ

まだまだ、い~~~~っぱいあるんですが、ここでは代表的なコード進行を紹介しました。


いろんなコード進行を学ぶには、自分で色んな曲をコピーするか、歌詞にコードが付いているものを見て弾いて、音の響きを感じ取り記憶として残すのです。ピアノでもギターでも構いません。


私も何百曲も耳コピしてますが、曲を聴けばすぐにコードを追えます。ま、10曲も弾いてみればコツがつかめるでしょう。コード感を養って是非あなたの作曲活動に花を添えてください。